以下の情報が三田会長宛に2020年5月1日に日本小児科医会より届きましたので、ご確認ください。
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日本小児科医会関係 各医
■ワクチン供給状況について
厚労省HPにアップされています。ご確認ください。
① インフルエンザ :株の決定(4月24日発表)・同程度の製造量目標
② 麻疹・風疹 :5期や任意の需要に対応すべく過去の出荷実績の2倍供給予定
③ BCG :出生数と同程度で余剰なし⇒各関係学会から優先接種と目的外接種の警告
④ B型肝炎 :1社供給停止中、2020年7月末再開見込み、供中1社は0.5mlバイアル生産のみ にしていますので効率的に活用してください。
⑤ DPT-IPV :3社のうち1社が製造停止中だが需要を上回る供給可能見込み
⑥ Hib :針錆の調査完了。供給遅延解消見込みだが錆の発生を完全に無くすことはできないので、目視注意深く確認。認める時は使用を避けること。
以上。その他のワクチンには特別な情報やお願いはないそうです。
■上記中、インフルエンザ生産量が例年と同程度とありますが、
今回の新型コロナ感染症終息が予測できない状況下、接種希望者の増加が見込まれま
す。
インフルエンザ流行期は我々の現場ではさらに混乱が予測されます。
先日予防接種推進専門協議会には関係機関に増産の要望依頼をお願いしました。
(SPF鶏卵確保に1か月以上、培養から原液製造まで9~10か月かかるそうです)
2020年5月1日
日本小児科医会
伊藤隆一